CADを2次活用しCGを作成、開発効率を向上する

製品検討に必要なモックアップを1/2に削減! 開発効率がさらに向上!
プロダクトデザイナー
販売が短期間で落ち込む今の時代では、新製品をより短期間で投入して対応しなければいけない。私たち開発現場では【開発効率の向上】を常に求められています。
しかしCADの導入も終わり、これ以外の手法を使って効率化を進める必要が出てきました。そこでせっかく作ったCADデータを2次活用して、検討用に制作していたモックアップを削減する手法を導入しました。CADで作ったデザインデータを3DCGソフトに取り込み、写真や動画を制作。実際に手に取れるモックアップに代わる物なので品質が心配でしたが、本物を撮影したのと変わらない品質に驚きました。
これなら大丈夫ということで、どうしても手に取る必要がある時や複雑な素材を試す時以外のモックアップをとりやめたところ、モックアップを1/2に減らすことができて、外注費を半分にすることに成功!
また、いろんな形状や質感を試すのが容易なので、従来よりも検討数を増やすことが出来たのは、より良い製品を作るためにはありがたいので、うれしい副産物でした。
3DCGは金属/プラスティックなどの金属素材の他、木や皮などの有機素材も写真と変わらない品質で表現できます。これらの質感を作り、製品形状データに割り当ててビジュアル化することが可能なので、多くの製品開発の現場で利用されています。
現物素材を3DCGで再現して検討するだけでなく、最近では3DCGでシミュレートした素材感や色を基にして素材や塗装を作っていく手法が使われはじめています。
社内で製品のCGを制作し、販促活動を早期化する
自社内で販促用の写真とムービーを制作!
CADデータの2次活用、販促活動の早期化、製品特徴がより良く伝わる。
CAD、CG担当者
製品開発の効率化のために導入したCADをもっと有効に活用できないか?3年ほど前に検討が始まりました。
その当時はすでにTVCMはCADデータを使って制作されていたので、他の販促にも使っていくことが決まりました。当時の販促活動で問題となっていたのは、製品特徴が伝わらないことと、写真撮影用の製品(撮影用モックアップ)が間に合わないことでした。そこで、社内の技術者と協力して製品の魅力を伝えるテクニカルムービーの制作と、カタログ/Web等で使用する製品写真を制作することが目標になりました。制作技術、表現力、ワークフロー、社内外の関係者との調整、などの課題を解決する必要があり、自分たちだけで解決できないことは社外の制作プロダクションやコンサルタントの方と一緒に解決していきました。
今は、国内外へ向けてテクニカルムービーと製品写真を制作しています。不得手なものや、こなしきれない時は社外の制作プロダクションと協業しています。
今後は全製品で3DCGを活用していき、製品特徴を伝えるとことで販促強化をしながら、効率化を進めていきます。
社内で販促用ビジュアルを制作するメリットは、CADデータ等の取り扱いがスムーズなこと、製品特徴が理解しやすいこと、があげられます。反面、外部の制作プロダクションが持つ「製品を魅力的に見せる」というプロのノウハウを生かすことができなくなります。しかし高い表現力が求められる際には外部の制作プロダクションと協業することで不得手な部分を補うことが可能です。
CADデータを活用してCGを制作し、早期販売を実現する

商品発表会のタイミングで全ての販促物をそろえておきたい!
そんな長年の夢を叶えました!
宣伝部
5年ほど前から、製品撮影のために撮影スタジオの予約をしても【撮影用製品が届かない】ために撮影日をずらし、その都度【全てのスケジュールがずれ込んでコストがかさむ】そんなことを繰り返していました。しかも年を追うごとにこのようなケースが増えてきたことに危機感を感じていた時、あるセミナーに参加して、CADデータを利用して早期に販促物制作をはじめている会社があることを知り、早速社内で提案、すぐに検討が始まりました。
社内の複数の部署との調整、3DCG制作が得意な外部制作プロダクションを見つけること、などいくつかの問題を解決して、まずは試験的に1つの製品から導入してみたところ思わぬ効果が現れました。当初は撮影の遅れを取り戻すことが目的でしたが、CADデータから制作することで予想以上に早期に開始することが出来ることがわかり、商品発表会のタイミングでスペシャルサイトやカタログで利用する写真が用意できました。
今後は本格的に導入することで競合他社に先駆けた販促を実施することを目標にしています。
それと営業部にも朗報でした、「商品を早くお客様に紹介できる」と喜ばれています。
CADデータが出来上がるのは撮影のタイミングに比べ、数週間から数ヶ月前の事が多いようです
(メーカーや製品などによって異なります)。そのためCADデータを利用することで従来に比べ早期に販促物制作を開始できます。
ここでできあがった3DCGデータは広告写真、ムービー、などに利用され、カタログ/Web/イベントなど複数メディアでマルチに展開できます。この際の管理と流れをスムーズにすることで総合的なコストの削減も可能です。






